使徒について
第壱使徒 アダム【Adam】
 創世記において、神によって土の塵から作られたとされる最初の人間<始祖人類>である。
 エヴァの中では、セカンド・インパクトの際に現れた<光の巨人>である。
 実際は、この巨人をロンギヌスの槍によって卵にまで還元する際に起きた大爆発がセカンド・インパク
 トである。
 このときに、4枚の羽を展開しているように思われる。
 後に、加持がドイツ支部から持ち込んだ、硬化ベークライトで固めた胚状のアダムをゲンドウに渡して
 いる。
 この時加持が、“復元”という言葉を使っているのが気になる。

第弐使徒 不明【Unknown】
 作品中に一切出てこない第弐使徒。果たして、これがリリスなのかどうか、真実は完全に闇の中。

第参使徒 サキエル【Sachiel】
 「水」を司る天使の名を冠する使徒。
 その名のとおり、水中から攻めて来た。数ある使徒の中でも、マシな姿をしている使徒。
 武器は、光のパイルと、目から発する十字型の光線。最終的には、暴走した初号機にコアを破壊され、
 初号機とともに自爆するも、失敗する。なお、このときの戦いを第一次直上会戦と呼ぶ。ちなみに、天
 使サキエルというのはケルビムの内の一人である。

第四使徒 シャムシエル【Shamshiel】
 「昼」を司る天使の名を冠する使徒。
 第一次直上会戦の三週間後に襲来した使徒。エビやザリガニといった、節足動物のような形状をしてい
 る。空中形態から、地上形態に移行することが出来るが、地上形態時でも、わずかに浮いている。武器
 は、両腕の光の鞭。初号機にプログレッシブ・ナイフでコアを破壊され、活動停止。コア以外のほとん
 どの体組織が残っていたので、ネルフの研究材料になる。その際、使徒の遺伝子が、人のそれと99.89%
 も酷似している事が判明。この時の戦いを第二次直上会戦と呼ぶ。

第伍使徒 ラミエル【Ramiel】
 「雷」を司る天使の名を冠する使徒。
 第三新東京市に現れた、青く透明な正八面体の形状をした使徒。22枚あるネルフの特殊装甲板をも貫く
 直径17.5mの強力なドリルで掘削し、アダムとの直接的な接触をもくろんだ。強力な荷粒子砲を持ち、肉
 眼で確認できるほどのA.T.フィールドを持つ。葛城一尉の立案によるヤシマ作戦により、双子山山頂か
 らのポジトロン・ライフルによる超長距離射撃によってコアを破壊され活動停止。

第六使徒 ガギエル【Gaghiel】
 「魚」を司る天使の名を冠する使徒。
 エヴァンゲリオン弐号機と、そのパイロットである第二適格者“惣流・アスカ・ラングレー”を日本に
 運んでいる際、旧伊東沖にて国連艦隊を襲撃。全身が白く、魚とエイを足して2で割ったような形状をし
 ている。口の中にコアがあり、普段は閉じている。初の水中線を繰り広げるが、戦艦二隻による零距離
 射撃(ダイダロス・アタック)により、これを殲滅。

第七使徒 イスラフェル【Israfel】
 「音楽」を司る天使の名を冠する使徒。
 海岸から第3新東京市を襲撃。ヒトデ(?)のような形状。弐号機にソニック・グレイブにて一刀両断す
 るも、二体に分離し初号機、弐号機を退ける。戦自によるN2爆雷攻撃により、足止め。最終的には 初号
 機、弐号機による同時過重攻撃により爆破。ちなみに分離後はオレンジの方が甲で、白い方が乙である。

第八使徒 サンダルフォン【Sandalphon】
 「胎児」を司る天使の名を冠する使徒。
 浅間山火口深度1300mにて胎児形態で発見。孵化後は、ヒラメに腕の生えたような形状。A-17発令により、
 弐号機による電磁光波網を使った捕獲作戦を発動。その最中に羽化。EVA-D型仕様用の冷却液を使用した
 内側からの熱膨張にて殲滅。

第九使徒 マトリエル【Matarael】
 「雨」を司る天使の名を冠する使徒。
 何者かによりもたらされた停電状態の第3新東京市を襲撃。蜘蛛的形状。中央の巨大な眼から涙のように
 強力な溶解液を滴らせることで、ネルフに迫ろうとする。が、弐号機にA.T.フィールドを中和され、初号
 機によるパレット・ライフルによる射撃により、活動停止。

第拾使徒 サハクィエル【Sahaquiel】
 「空」を司る天使の名を冠する使徒。
 衛星軌道上に現れた、葛城一尉曰く「常識を疑うわね」的形状。自分のA.T.フィールドと位置エネルギー
 を利用し、ネルフ襲撃をもくろむ。数発の試射による誤差修正をする知能を持つ。が、初号機により受け
 止められ、零号機にA.T.フィールドを破られ、弐号機にプログ・ナイフで刺され、爆発。

第拾壱使徒 イロウル【Ireul】
 「恐怖」を司る天使の名を冠する使徒。
 外部からの資材に付着して進入。マイクロマシンの集合体的形状。EVAの偽体を侵し、 MAGIをクラッキン
 グし、NERV本部ごと自爆を試みる。赤木リツコ博士の働きにより、MAGIのCASPARによる進化促進プログラ
 ムにより急激に進化させられて自滅。

第拾弐使徒 レリエル【Leliel】
 「夜」を司る天使の名を冠する使徒。
 ゼブラ模様の球体的形状。と書いたが、本体は幅680m、厚さ3nmの極薄の影が本体。初号機をDirac(虚数)
 の海に取り込むことに成功するが、結局最終的に暴走した初号機に内側から破壊される。

第拾参使徒 バルディエル【Bardiel】
 「霰」を司る天使の名を冠する使徒。
 菌糸的形状。参号機の輸送中に、積乱雲にまぎれて侵入?鈴原トウジによる参号機の起動実験中に制御を
 奪う。碇ゲンドウはこの時点で参号機を破棄。使徒とする。トウジを中に入れたまま、第3新東京市へ進
 行中に弐号機、零号機を倒す。無抵抗の碇シンジの操縦する初号機と対峙し、ダミープラグに切替えられ
 た初号機により、壊滅させられる。

第拾四使徒 ゼルエル【Zeruel】
 「力」を司る天使の名を冠する使徒。
 第3新東京市を襲撃。サキエル同様人型の形状。その名の意味のとおり、超強力なビーム砲を目に備え、
 折りたたみ式の伸縮自在かつ恐ろしく鋭利な薄い布状の腕を備える。A.T.フィールドを中和しているにも
 かかわらず、弐号機の攻撃をものともせず、弐号機の両腕、頭部を電光石火の早技で切り落とし、零号機
 によるN2爆雷を抱えての特攻をもしのぐ。
 そして、NERV本部への力づくの侵入をいとも簡単に果たし、その地下に眠るアダムと思われていたリリス
 を目指す。が、碇シンジとのシンクロ率400%と覚醒状態になった初号機に一方的に破壊されS2機関を喰わ
 れてしまう。

第拾伍使徒 アラエル【Arael】
 「鳥」を司る天使の名を冠する使徒。
 光輝く鳥のような形状。突然衛星軌道上に出現する。迎撃に出た惣流・アスカ・ラングレー操る弐号機に
 対してハレルヤな精神攻撃を仕掛けたのみで、弐号機を倒した後、何をするつもりだったのかは、謎に包
 まれている。零号機によって投擲されたロンギヌスの槍の直撃により消滅。ちなみに、この時、ロンギヌ
 スの槍は宙空を漂っているのだが、劇場版EVANGELION REBIRTHでは、その後、ロンギヌスの槍が月面に深
 々と突き刺さっているカットがあった。

第拾六使徒 アルミサエル【Armisael】
 「子宮」を司る天使の名を冠する使徒。
 DNAのような、二重螺旋形状。第3新東京市上空に出現。目標はNERV本部というよりは、EVAを侵食すること
 にあったように思われる。零号機のA.T.フィールドを貫き、一次的接触に成功。綾波レイと精神的にコン
 タクトし、更に融合しようと試みる。その後シンジと一つになりたいというレイの心を見つけ、初号機を
 も侵食しようとするが、綾波レイの自爆により、消滅。

第拾七使徒 タブリス【Tabris】
 「自由意思」を司る天使の名を冠する使徒。
 渚カヲル。第伍適格者。「歌はいいね」という言葉とともに、途方に暮れていた碇シンジと接触。人類補
 完委員会より送り込まれた、最後のシ者。弐号機とのシンクロ率を自由に設定するという離れ技を持つ。
 弐号機を伴いアダムと思われていたリリスを目指し、白い巨人がアダムではなくリリスだと看破する。初
 号機が弐号機を倒した後に、初号機に握りつぶされて絶対的自由と等価な死を得る。綾波レイと双璧を成
 す人気キャラ。

第拾八使徒 リリン【Lilim】
 他でもない、人類である。劇場版でミサトがシンジに言うセリフで明らかになった。
 ある意味、全使徒の中で、もっとも厄介で忌むべき使徒。

????? リリス【Lilith】
 セントラル・ドグマにある十字架に磔にされている白い巨人。その顔には、ゼーレの紋章と同じ仮面が張
 り付いている。下半身はなく、代わりに無数の人の足が生えている。第弐十弐話までロンギヌスの槍が突
 き刺さっており、アラエルを殲滅するためにレイが零号機にて引き抜く。その瞬間、今までなかった下半
 身が生えたことから、ロンギヌスの槍で封印していたのか。てっきりアダムとばかり思っていたのだが、
 第弐拾四話でカヲルがアダムではなくリリスだと見抜く。よって巨人がリリスだということは判ったのだ
 が、果たしてリリスがどういう存在なのかは不明。
 ちなみに、もともとリリスとは、アダムの最初の妻であり、サタンの4人の花嫁の一人。ゾーハルによれ
 ば、救世主が現れるまで存在して人間を苦しめ続ける、とある。