Oube_s話別レビュー(第六話〜第拾話)
第六話「決戦、第3新東京市」-REI II-
   緊急で初号機を戻したが、シンジは意識不明状態に。機体の方は胸部第3装甲盤まで見事に融解。マヤ曰く後3秒照射されていたらアウトというギリギリの状態だった。攻守ともにパーペキな使徒に対し、ミサトは陽電子砲による超長距離による狙撃を立案。A.T.フィールドを貫くほどのエネルギーを全国から集めるという大胆な作戦だが、MAGIも賛成する。意識を取り戻したシンジは、エヴァに乗ることにためらいを見せるが、結局作戦に参加する。作戦開始直前、シンジはレイに「なぜエヴァに乗るのか」と訊ねる。レイは、「みんなとの絆だから」と答える。
 午前00:00時ヤシマ作戦が開始される。発射というところで、ラミエルから荷粒子砲が発射され、互いに影響しあい、双方とも狙いを外す。急いで二発目発射の準備をするNERVだが、ヒューズ交換や銃身の冷却、陽電子の充填等ですぐには撃てない。そこに、二発目の荷粒子砲が飛んでくる。思わず顔を背けたシンジだったが、視線を再び再び戻した時、ホワイト・アウトする視界の中に唯一見えたのは盾で初号機を守る零号機の背中だった。みるみる融解する盾に焦るシンジ。そしてやっとの思いで発射トリガーを引く。発射された光線は、見事にラミエルを貫いた。急いで、半壊した零号機から、レイの乗ったエントリー・プラグを助け出すシンジ。そして、加熱したハッチをこじ開けて、レイの名を呼ぶ。目を開けたレイを見て思わず涙ぐむシンジにこういう時どういう顔をすればいいのか分からないと謝るレイ。そんなレイに笑えばいいというシンジ。そしてレイの顔に微笑みが浮かんだ。この頃からだろうか?レイの心の中でシンジの存在が大きくなってきたのは。
 今回のお気に入りセリフ:「あなたは死なないわ。私が守るもの」(レイ)

第七話「人の造りしもの」-A HUMAN WORK-
   ミサトのズボラさにほとほと呆れるシンジ。だから、ある朝、いきなり正装で現れたときには、ペンペンともども驚いた。なんでも、第28放置區域(旧東京都心)にて日本重化学工業共同体が完成させた、ジェット・アローン通称JAの実演会があるという。その実演会で、発表者から出てくる言葉は、嫌みとNERVの極秘情報だった。JAの試運転中、リアクターの内圧、一次冷却水の温度が上昇。対処も効かなくなり、制御不能に陥る。その上、制御棒も作動しなくなり、炉心融解の危険まで出てくる。その危機を回避するべく、ミサトはJAの中に潜り込む。全てのプログラムを白紙に戻すパスワードを入力するも出てくるのはエラーの表示のみ。プログラムが書き換えてあるのだ。まさに爆発寸前という時、制御棒が正常に作動し、内圧も正常値に戻る。奇跡は起こるんですねというシンジの言葉に、奇跡は誰かに用意されていたと呟くミサト。その後、ゲンドウに報告をするリツコ。どうやら、JAのプログラムを書き換えていたのはNERVだったようだ。
 その翌朝、ミサトはいつもに戻り、迎えに来たトウジとケンスケにつくづく呆れると愚痴をこぼすシンジ。しかし、それは他人には見せない本当の姿、それって家族じゃないか?というケンスケの言葉に、シンジの顔に笑みが浮かぶのだった。
 今回のお気に入りセリフ:「起きない奇跡より、捨て身の努力よ」(ミサト)

第八話「アスカ、来日」-ASUKA STRIKES!-
   エヴァの輸送を行っている国連の大艦隊にヘリで降り立ったミサトとシンジ。ブリッジにて、事務的な手続きを行っている最中、ミサトの昔の交際相手の加持リョウジが現れる。その加持に、シンジが初めて乗ってシンクロ率40%を軽く超えたと聞きプライドに障ったアスカは、シンジにエヴァ弐号機を見せる。その時使徒が現れた。攻撃するも次々に撃沈されていく戦艦。シンジとアスカは、B型装備のままエヴァ弐号機で出撃するも、水中に引きずり落とされてしまう。思うように動かないエヴァは、いきなりガギエルに喰われる。「こら、まるで釣りやな」というトウジの言葉にミサトは一計を思いつく。それは、ガギエルの口をこじ開けて、そこに戦艦二隻を突っ込み主砲発射の後、自爆し殲滅するというものだった。口をこじ開けるのに苦労するシンジとアスカだが、まさに二隻の戦艦と接触する寸前、シンクロ値が急上昇し口をこじ開ける。すかさっ込んだ戦艦二隻による攻撃で使徒を殲滅することに成功する。
 今回のお気に入りセリフ:「彼女の寝癖、もう直った?」(リョウジ)

第九話「瞬間、心、重ねて」-Both of You , Dance Like You Want to Win!-
   アスカは、学校の男子から絶大な人気を集めていた。トウジとケンスケはその人気にあやかり、写真を売っていたりするが、とりあえず学校は概ね平和だった。そんな中、第七の使徒が出現。ミサトは、初号機と弐号機にて、水際で食い止めることを命令。初の舞台なのに、自分一人に任せてもらえなかったのが不満だったのか、シンジを制して単身で先制攻撃を仕掛ける。アスカの一撃は、見事使徒を縦一文字に切り裂いた。いきなり使徒殲滅に思われたのだが、両断されたはずの使徒がいきなり分かれたまま二体になったのだ。そして、初号機は、駿河湾沖合い2kmの地点でひっくり返り、弐号機は田んぼの中に突っ込んでしまった。結局、エヴァ二体は、返り討ちに遭い、無様な姿を晒すことになってしまった。そんな失態の責任を擦り付け合う二人をたしなめる冬月だが、まるで反省の色のない二人に嘆息してしまう。とりあえず国連第2方面軍に作戦指揮権を譲渡。N2爆雷を使用。使徒の構成物質の28%の焼却に成功するが、結局は足止めに過ぎず、再度侵攻は時間の問題。その頃、ミサトは山のような書類を前に顔を青くしていた。その内容は、関係各省からの抗議文と被害報告書。加持曰く「責任者は責任を取るためにいる」とのことだ。そんな事態を打開するアイデアを一つだけリツコから渡される。しかし、それは加持からのものだった。
 ある日、シンジが帰宅してみると、廊下にダンボールが山積み。しかも、自分の荷物がほっぽり出されている。何事かと驚くシンジは、アスカに自分がシンジの代わりにここで暮らすと言われる。そこにミサトがデッキを担いでやってきた。その夜、使徒に対する作戦を伝える。それは、分離したコアの二点同時加重攻撃であった。そして、そのために必要な互いの協調性を獲得するため、これから二人で暮らしてもらうという。いきなりのミサトに言葉に猛反対する二人を、時間がないの一言で斬り捨てるミサト。そして、具体的には、音楽に合わせた攻撃パターンを覚えてもらうと言った。それから、シンジとアスカの練習が始まったのだが、二人の息はてんで合わない。練習を始めて三日目、トウジとケンスケ、そしてヒカリがミサトの家にやってくる。同じ家にいるアスカとシンジを訝しむ三人の所に、レイを連れたミサトが現れる。とりあえず家に入れて、大まかな理由を説明し終えた時、シンジのレベルの低さにアスカがキレる。そんなに嫌ならやめるか?と聞くミサトに、私しかやる人間がいないでしょと返すアスカ。しかしミサトは、シンジの相手にレイを指名した。そして、見事に息の合った二人を見て、ミサトは作戦変更をほのめかす。それがプライドに障ったアスカは部屋を飛び出してしまう。そんな様子にヒカリはシンジを叱る。ヒカリに叱られてアスカを追ってコンビニにやって来たシンジに、こうなったら、何がなんでもレイやミサトを見返すのだと意気込む。それから、二人の猛特訓が始まった。そして決戦前夜、ミサトは仕事で遅くなるらしい。シンジが遅くまで音楽を聴いていると、アスカがトイレに起きて来た。咄嗟に寝たフリをするシンジ。そして、目の前でした物音に目を開けると、なんと目の前にアスカが寝ている。妙な雰囲気がシンジの周りに漂い、シンジの唇がアスカの唇に吸い寄せられるように近づく。そして、二人の唇が触れる正に寸前、アスカの口からママと言う呟きが。その一言に我に返ったシンジは、アスカに背を向けて眠る。
 そして決戦当日、再び侵攻を開始したイスラフェルは、強羅絶対防衛線を突破。第3新東京市に侵入する。しかし、シンジとアスカは、数日前の二人ではなかった。エヴァ二体とも完璧なタイミングで使徒を翻弄し、これを撃破。使徒は爆発を起こす。しかし、その爆心地には、無様に折り重なったエヴァ二体が合った。一時は笑顔が戻ったミサト達だが、再び嘆息が出てくる。さらに、爆心地にて昨夜のことでハデに大喧嘩する二人に、冬月はさらに深い嘆息をするのだった。
 今回のお気に入りセリフ:「ひっどーい!冗談のつもりで言ったのに、キスしたのねっ!?」(アスカ)

第拾話「マグマダイバー」-MAGMADIVER-
   久しぶりの休日、アスカは加持とショッピングに来ていた。今度アスカ達の第壱中学校は沖縄に修学旅行なのだ。浮かれるアスカだったが、ミサトからの待機命令に激怒。しかし結局三人は待機任務に就くことに。アスカは、スキューバダイビングの代わりにとネルフにプールで潜る事に。そして、シンジはそのプールサイドで宿題をこなしていた。その頃、浅間山地震研究所より、使徒らしき影があるとの報告を受けて、ミサトと日向が浅間山にいた。そして、浅間山火口内深度1300m付近にて、羽化前の胎児状態の使徒を発見。これによりミサトはA-17を発令。NERVは生きた使徒の捕獲をもくろむ。そして、アスカがD型装備の弐号機にて担当することに。そして、アスカは溶岩の中へ。しかし、使徒がいると思れた深度1300m地点にはそれらしい影は見えず、そのまま潜行を続行。そして、深度1280mに達した時、アスカが使徒を発見する。1310m地点にて電磁光波網を展開。無事使徒を捕獲する。作戦成功に一同の緊張が解ける。が、その時警告ブザーが鳴り響く。使徒が羽化を始めたのだ。到底電磁光波網では耐えることは出来ず、すぐに破棄。ミサトは使徒殲滅を最優先に作戦変更する。アスカもプログ・ナイフで応戦しようとするが、沈降中肝心のプログ・ナイフを落としてしまっており、エヴァは丸腰だった。すぐに初号機のプログ・ナイフを落とし、それで応戦するが、相手は高温・高圧化に耐えているような生物だ。プログ・ナイフなどでは、有効なダメージは与えられなかった。打つ手無しかと思われた時、シンジとアスカの脳裏にさっきの光景が閃く。熱膨張だ。すぐにアスカは3番の冷却パイプをプログ・ナイフで切り裂き、使徒の体内に突っ込んだ。そして、冷却液を全て3番に廻すように言うアスカ。それによってもろくなった使徒はプログ・ナイフの一撃にボロボロと崩れて去っていった。
 今回のお気に入りセリフ:「バカ…ムリしちゃって」(アスカ)

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